【漢字穴埋めクイズ】次の□に入る漢字は何でしょうか?


2023年2月17日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

子供から大人まで楽しめる、脳トレ漢字クイズで頭の中をリフレッシュ!
矢印の方向に熟語が読めるように考えましょう!すると…ぽかぽか心あったまる〇〇にまつわる熟語が出てきます。
楽しく学んで、国語力・温泉知識をアップさせましょう。

さて、上下左右で4つの2字熟語を成立するためには、中央の□にどんな漢字1文字を入れると良いでしょうか?

ぽかぽか、心も体も温まるアレにまつわる熟語がずらりと浮かんできますよ。

真ん中に入る1文字、分かりましたか?正解はこちら。

正解は、「源」でした。

それぞれの2字熟語の意味の違いをご存知でしょうか?

1. 起源とは

起源(きげん)とは物事の起こりや始まりのことを指します。

温泉の起源というと、世界的には紀元前500年頃にギリシャで温泉に入浴していたという記録が最古のものとなっています。

日本の温泉の起源は正確にはわかっていませんが、さまざまな歴史的文献には温泉の関わりが書かれており、1,000年以上前の「古事記」や「日本書紀」、そして、各地で編纂された「風土記」にも温泉の記述が見られるものがあるそうです。

日本書紀や風土記に基づくと、愛媛県の「道後(どうご)温泉」、和歌山県の「白浜(しらはま)温泉」、兵庫県の「有馬(ありま)温泉」の3つが古くから存在していた温泉として「日本三古湯」と呼ばれています。

2.源泉とは

源泉(げんせん)は、地中から湧き出してくる温泉そのもののことを指します。

環境省の「温泉利用状況 令和2年(2019年)」によると、日本全国の源泉総数は2万7970ヶ所で、都道府県別では1位の大分県が5,102ヶ所、2位の鹿児島県が2,751ヶ所となっています。

一般的に源泉から直接新しい湯水を引いて、循環濾過させない温泉のことを「源泉かけ流し」といいます。

3. 源流とは

源流(げんりゅう)とは、ある川のもとになる水の流れや物事の起こり、起源などを意味する言葉です。

温泉の中には、川の源流の沢水を引き込んで源泉の温度調節を行っているところもあります。

例えば、栃木県の奥日光湯元温泉にある老舗の湯宿「湯守釜屋」では、約60~70度ある源泉の温度を白根沢の湧水地より引いた源流水を用いて適温にしています。

天然水が混ざることで源泉がまろやかな肌ざわりに感じられると評判です。

4. 資源とは

資源(しげん)とは、鉱物資源、水資源、森林資源、海洋資源、食料資源など、人間の生活や産業に利用できるすべてのものを指す言葉です。

もちろん温泉も貴重な資源の一つです。豊富な温泉資源を持つ日本には、実に約2万8千もの泉源があり、毎分250万Lもの湯が湧出しています。

ちなみに、泉源数・湧出量の全国1位はどちらもおんせん県として名高い大分県です。

源泉かけ流しの温泉を訪れ、体の芯から温まりませんか?

出典:PIXTA

今回は、源にまつわる温泉のことを紹介しました。それぞれの言葉を理解すれば、より温泉の楽しみが広がるはず。

このクイズをきっかけに、高い効能を得られる源泉かけ流しの温泉へ出かけてみてはいかがでしょうか。