【長野】別所温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2022年版
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むう
銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。
平安時代に発見されたと言われる長野県の「別所(べっしょ)温泉」は、「枕草子」に「七久里 (ななくり)の湯」として登場する信州最古の湯です。鎌倉時代には、北条氏の支配地となっていたため古寺社が多く「信州の鎌倉」と呼ばれることも。泉質は、肌に優しいアルカリ性の単純硫黄泉で、浴用で慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病など、飲用で糖尿病、痛風、便秘などの効能があります。名だたる歴史上の人物の疲れを癒した名湯、別所温泉の日帰りでも利用できる温泉7選をご紹介します。
目次
木曽義仲や北条氏にゆかりのある湯「外湯 大湯」
提供:別所温泉観光協会
別所温泉に3つある外湯の一つ「外湯大湯」は、かつて平安時代末期の武将・木曽義仲が愛妾葵の御前(あいしょうあおいのごぜん)とたびたび入浴していたので「葵の湯」と呼ばれていました。
その後、鎌倉時代の武将・北条義政が浴室を建て「北条湯」と名付けられましたが、溢れ出るほどの湯の量の多さから「大湯」と改められました。
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他の外湯に比べて広めの造りで、硫黄の香りがするほんのり緑色の熱めの湯が特徴。露天風呂もあります。
<施設詳細>
・施設名:外湯 大湯
・住所:長野県上田市別所温泉214
・電話番号:0268-38-0245
・営業時間:6:00~22:00
・定休日:第1・3水曜日
・日帰り温泉の利用料:150円
真田幸村公隠しの湯として有名「外湯 石湯」
提供:別所温泉観光協会
「外湯 石湯」は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将の真田幸村とお江という女性が結ばれる舞台になった、真田氏にとって大切な隠し湯です。
池波正太郎の小説「真田太平記」でも、主要人物が入浴する物語の舞台としてたびたび登場しており、石湯の前に建つ「真田幸村公隠しの湯」の標石は、池波正太郎氏の筆です。
提供:別所温泉観光協会
「石湯」の名の通り大きな石が張り出した石風呂で、洞窟のようになっています。
<施設詳細>
・施設名:石湯
・住所:長野県上田市別所温泉1641
・電話番号:0268-38-5750
・営業時間:6:00~22:00
・定休日:第2・4火曜日(祝日は営業)
・日帰り温泉の利用料:150円
比叡山延暦寺の座主、慈覚大師が好んだ湯「大師湯」
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比叡山延暦寺の座主である円仁(えんにん)こと、慈覚大師(じかくだいし:794年~864年)が好んで入浴したので「大師湯」と名付けらた外湯。
かつては、矢傷を負った雉子(きじ)が湯浴みして傷を癒したというエピソードから「雉子湯」と呼ばれたこともありました。
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地元の方々も日常使いする昔ながらの共同浴場で、深めのタイル張りのお風呂は源泉かけ流しです。
<施設詳細>
・施設名:大師湯
・住所:長野県上田市別所温泉1652-1
・電話番号:0268-38-3510
・営業時間:6:00~22:00
・定休日:第1・第3木曜日、祝日の場合は翌日
・日帰り温泉の利用料:150円