黄色いおけに書かれた頭痛薬の名前、覚えてる?|浴場の小ネタ(122)
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湯あがり ぽか子
温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!
全国でよく見かけるの頭痛薬の名前が印刷された黄色いプラスチック製のおけ。「何とも懐かしい」「昔からよく使っていた」などと愛着を抱く皆さんも多いでしょう。
このおけ、いつから、どのような理由で全国の銭湯に出回るようになったのかご存じでしょうか?このおけは1963年に誕生。年に約5万個のペースで生産し続け、累計で約250万個が全国の銭湯や旅館、ホテル、レジャー施設などで使われているそうです。
1963年といえば、ちょうど翌年に東京五輪開催を控えた高度経済成長期のさなか。全国の銭湯では衛生面や耐久性の問題からそれまで使っていた木おけをプラスチック製のおけに切り替える時期にさしかかっていました。「そのプラスチックのおけに文字を印刷して広告にしてみたらどうだろうか?」。広告会社社長がひらめいた発想と「薬は味見ができない。商品の知名度を上げるのが効果的。銭湯のおけを広告媒体にするアイデアは面白い!」と薬品会社の副社長との思惑が一致して誕生しました。
さて、この頭痛薬の名前、次のどれが正解でしょうか?
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浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?
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浴場の小ネタ「黄色いおけに書かれた頭痛薬の名前、覚えてる?」の答えはこちら

出典:photoAC(赤い字でケロリンと書かれているのが、うっすらわかりますね)
正解は、「 ② ケロリン 」でした。
「ケロリンおけ」は、まず東京駅八重洲口にあった「東京温泉」に導入されましたが、初期は白色の「ケロリンおけ」だったそうです。ところが、「おけに付いた湯あかが目立つ」という理由で、汚れが目立ちにくい黄色のおけに切り替わっていきました。そのため、現存する白い「ケロリンおけ」には希少性があり、マニアの間でプレミア価格で取引されているとの噂も⋯⋯。
また、関西地区に出回っている「ケロリンおけ」は、サイズが小ぶりということも小ネタのひとつ。関西では湯船からおけでお湯をくみ上げ、掛け湯をする習慣があり、だから「客が持ちやすいように軽くした」とも、「掛け湯の量をできるだけ節約するように小さくした」ともいわれています。



