「桟温泉」は何と読む?難読温泉地名クイズ


更新日:2023年3月20日

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はなこ

キャンプや山登りが趣味です。山登りの後に温泉でほっこりしたり美味しいものを食べたりするのも大好きです。最近は、サウナにもはまっていて、週末になったら色々なサウナ探検に出かけています。旅が楽しくなるような情報がお伝えできると嬉しいです!

これが解けたらあなたも漢字博士!
正解率はたった5%の難問。
あなたは読める?さあ、読めそうで読めない難読温泉地名に挑戦だ。

出典:PIXTA

桟温泉は、長野県の木曽川沿いにある1軒宿の温泉地です。

明確な情報はないものの、かつて中山道の難所に作られた「木曽の棧」という橋が近くにあったことから、桟温泉という名がつけられたのではないかとも言われています。

現在「木曽の棧」はありませんが、街道の面影が旧国道下の石積みにわずかに残っています。

さて、「桟温泉」はなんと読むでしょうか?

「桟温泉」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、「かけはしおんせん」でした。

桟温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう!

桟温泉とはどんな温泉?

出典:PIXTA(写真はイメージです)

長野県の桟温泉にある一軒宿の「棧温泉旅館」は、昭和31年(1956年)に創業した9部屋のこじんまりした宿です。

豊かな自然に囲まれた温泉宿で、浴場からも眼の前を流れる木曽川と赤い橋の美しいのどかな風景が楽しめます。

出典:PIXTA(写真はイメージです)

桟温泉の湯は、かつて村人や中山道を通った旅人から「薬水」と呼ばれ愛されてきました。

鉄分を含む褐色の濁り湯は効能豊かで、浸かると湯船の底から大量の赤茶色い湯の華が舞い上がります。

温泉と冷泉の2つの浴槽に交互に浸かりながら、ゆったりと楽しめます。

温泉を満喫した後は「寝覚の床」で自然美に感動

出典:PIXTA

桟温泉は自然豊かな場所。

訪れた際にはぜひ名勝「寝覚の床(ねざめのとこ)」へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

木曽川の流れが削り出した巨大な花崗岩群の光景に出会えます。

「寝覚の床」という名前は、この辺りで晩年を過ごした浦島太郎に由来しており、

・竜宮城から戻った浦島太郎が玉手箱を開け「目が覚めた」こと

・岩が床のようであったこと

から「寝覚の床」と呼ばれるようになったといわれています。

整えられた庭に心穏やかになる「木曽 興禅寺」

出典:PIXTA

木曽三大寺の一つで木曽義仲(よしなか)公の墓があることで有名な臨済(りんざい)宗の寺院「木曽 興禅寺(こうぜんじ)」も、訪れたいスポットの一つ。

桟温泉から「寝覚の床」とは逆方向に車で12分行ったところにあります。

墓の他にも、世界遺産の京都「龍安寺 石庭」の約3倍もの広さを誇り「日本一広い石庭」といわれる「看雲庭(かんうんてい)」や枯山水庭園など、4つの庭園も見応えたっぷり。

美しく整えられた庭園を眺めれば、心も穏やかになることでしょう。

※庭園のうち「昇龍の庭」と「須弥山の庭」、「宝物殿」は冬季期間(11月末〜3月末)は閉園します。

<温泉地詳細>
・施設名:棧温泉旅館
・住所:長野県木曽郡上松町上松1350-3
・電話番号:0264-52-2276
・アクセス方法:「東京駅」から「北陸新幹線」に約1時間20分乗車し「長野駅」。中央本線に乗り換え約1時間30分で「木曽福島駅」下車。バスまたはタクシーで約10分で「棧温泉旅館」着。

桟温泉へ行ってみよう!

出典:PIXTA(写真はイメージです)

古くから旅人を癒してきた桟温泉。

緑豊かな自然と名湯の効能で、心身ともにいたわる旅へ出かけませんか。