「酸ヶ湯温泉」は何と読む?難読温泉地名クイズ


更新日:2022年9月26日

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ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

これが解けたらあなたも漢字博士!
正解率はたったの5%。
あなたは読める?さあ、読めそうで読めない難読温泉地名に挑戦だ。

出典:PIXTA

「酸ヶ湯温泉」は、青森県青森市の南部にある温泉地。

元々鹿が湯に浸かり傷を癒していたことから「鹿湯」という名が付き、それが変化して酸ヶ湯になったと言われています。

名前の通り、強い酸性の温泉が楽しめます。

さて、「酸ヶ湯温泉」はなんと読むでしょうか?

「酸ヶ湯温泉」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、「すかゆおんせん」でした。

酸ヶ湯温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう!

酸ヶ湯温泉とはどんな温泉?

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酸ヶ湯温泉は、青森県の八甲田山中にある1軒宿の温泉地。

江戸時代前期の開湯と伝えられ、山奥にもかかわらず昔から湯治場として栄えてきました。

宿は140室もあり、うち90室は湯治部。

現在も、その高い効能を求めてたくさんの湯治客が訪れています。

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酸ヶ湯温泉の名物は、総ヒバ造りの「ヒバ仙人風呂」。

巨大な建物の中に、熱湯(ねつゆ)と四分六分(しぶろくぶ)の湯の大きな浴槽と、打たせ湯があります。

四分六分は熱湯より熱く感じますが、温もりの持続が熱湯より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になることからその名が付けられました。

男女混浴ですが、男女を分ける目隠しの木の塀があり、湯浴み着も売店で買えます。

こぢんまりとした男女別の「玉の湯」には、ヒバ仙人風呂にはない洗い場があります。

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入浴後は、宿から自然観察遊歩道を歩いて、650mほどの場所にある「​​地獄沼」を訪れてみてはいかがでしょうか?

約800年前にできた爆裂火口跡に、高温の強酸性温泉が噴き出してたまった火口湖です。

気軽に歩いて安全に観光できる場所なので、散策気分で楽しめますよ。

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「地獄沼」から少し下った場所にある「まんじゅうふかし」も、おすすめの観光スポットです。

まんじゅうと言ってもグルメスポットではありません。

木製のベンチに座ると、ベンチの中を約95度の温泉が流れお尻を温めてくれます。

「まんじゅう」になった気分で、気持ちよく温められてみてくださいね。

<温泉地詳細>
・住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
・アクセス方法:
JR「東京駅」から「東北・北海道新幹線」で「新青森駅」へ約3時間20分。徒歩2分の「新青森駅前(バス)」から「十和田北線バス」に約1時間10分乗車し、「酸ケ湯温泉」で下車。

酸ヶ湯温泉へ行ってみよう!

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素朴な風情を残す秘湯「酸ヶ湯温泉」。

ヒバの木で造られており、独特の香りに包まれながら、その高い効能を存分に味わってはいかがでしょうか?