長野・発哺温泉|蒸気の湯に浸かり、北アルプスの四季を愛でよう|温泉秘湯十湯十色


更新日:2023年8月2日

全国でも珍しい蒸気温泉。その蒸気が湧き出す音が読み方の由来のひとつになっているそうです。

蒸気が噴き出す音で連想するのは、蒸気機関車?それともやかん? 「ぽっぽ〜、ぽっぽ〜」から「ほっぽおんせん」という名前になったとか。

志賀高原のスキー場の中腹にあるので、スキーシーズンの旅を絡めての利用も楽しそうです。スキーで冷えた身体をポッポポッポと温めてくれますよ。

発哺(ほっぽ)温泉は、アルペンスキー大回転コースの中腹に。だから絶景!

出典:PIXTA

長野県下高井郡山ノ内町にある「発哺(ほっぽ)温泉」は、長野オリンピックのアルペンスキー大回転会場となった急峻なスキー場の中腹にあります。

発哺温泉の特徴は、全国でも珍しい蒸気温泉であること。 岩盤から噴出する蒸気に志賀の天然水を通して温泉としています。

「ほっぽ」という変わった名称の由来は、蒸気が吹き出す音ポッポ・ポッポという音から、または、発哺温泉まで山道を歩いてくることで体が火照りホッポ・ホッポと汗が出るということからと伝えられています。

共同浴場や公衆浴場など温泉街は特になく、ホテルが並ぶ温泉地です。

発哺温泉の湯

発哺温泉の泉質は、単純温泉や単純硫黄泉、硫化水素泉で、リウマチ性疾患、神経痛、皮膚掻痒症(そうようしょう)、女性諸症状、高血圧症などの効能があります。

ホテルの展望露天風呂からは、北アルプスの四季折々の絶景、夜には満点の星空を眺めながら温泉を楽しめます。

発哺温泉へ行ってみよう!

出典:PIXTA

日本全国に多々ある温泉地でも珍しい蒸気温泉を体験できる発哺温泉。北アルプスの絶景を眺めながら温泉に浸かり、日頃の疲れを癒す旅へ出かけませんか?

<温泉地詳細>
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
・アクセス方法:
長野新幹線またはJR中央線で「長野駅」下車。または、東京(池袋)から高速バスで「長野駅」まで約4時間15分。「新潟」からは「長野駅」まで高速バスで約3時間30分。

「長野駅」から「志賀高原行き」急行バスで約1時間10分(下車駅は時間帯により異なります)、または、「長野駅」から長野電鉄の「湯田中行き」に約40分乗車し「湯田中」下車。その後奥志賀高原バスに50分乗車し「発哺温泉」下車。