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カルチャー・教養記事一覧


温泉にまつわるその土地の歴史や偉人との関わり、伝統工芸や文学作品との関わりなど、好奇心をくすぐる大人の嗜みをお届けします。
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銭湯で牛乳を飲むのが定番になったのはなぜ?|浴場の小ネタ(75)
銭湯と聞いて人々が頭に思い浮かべるものには様々なものがあります。特徴的な煙突やタイルの床、風情のある暖簾や、富士山の壁絵なんていうのも定番ですよね。そしてもうひとつ、「牛乳」も欠かせないものではないでしょうか。風呂上がりの乾いた喉にひんやりとした牛乳はベストマッチで、栄養も高いので体にも良い。良いことづくしの定番です。牛乳にはバリエーションがあり、子供の頃にはコーヒー牛乳やフルーツ牛乳が楽しみだったという人もいるのではないでしょうか。さて、この「銭湯と牛乳」の組み合わせ、実はその発祥については比較的はっきりとしています。どういった経緯で定番になったかご存じですか?
更新日:2025年7月28日 -
富士山が描かれた銭湯の大きな絵。何と呼ぶでしょうか?|浴場の小ネタ(74)
日々の疲れを癒す場所として、また地域の人々の交流の場として親しまれてきた銭湯。この銭湯の浴室の壁に描かれた雄大な富士山の絵を思い出す人も多いでしょう。銭湯独特の風景ですよね。なぜ富士山の絵が多いのかは諸説ありますが、日本の象徴である富士山は、人々に安らぎや活力を与えてくれる存在なのかもしれませんね。さて、このような銭湯の大きな絵の呼び名は何でしょうか?
更新日:2025年7月21日 -
源泉の湯を直接注いで流し続ける自然のままの温泉とは?|浴場の小ネタ(73)
温泉選びでよく見かける「源泉」「100%源泉」「硫黄泉」などの言葉は、初心者には少しわかりにくいもの。景色や雰囲気だけでなく、疲労回復や美肌などの効能も気になります。なかでも私が注目しているのは「源泉」。日本には約27,000ヶ所の源泉があり、そのうち実際に温泉として使われているのは約3,000〜3,500ヶ所といわれています。そんな源泉を加水や循環をせず、新鮮な状態で楽しめる贅沢な温泉。この温泉の名前は次のうちどれでしょう?
更新日:2025年7月14日 -
温度一ケタの水風呂!愛好家は何と呼ぶ?|浴場の小ネタ(72)
健康のため、ストレス解消のため、定期的にサウナ通いをしている方も多いですよね。たくさん汗をかけばスッキリしますし、入った後の爽快感が病みつきになる方が多く、ここ数年サウナブームが続いています。さて、サウナにはつきものの水風呂。いわゆる「ととのう」状態になるために欠かせません。水風呂の温度設定は平均15℃前後なのですが、中には上級者向けの10℃未満の施設もあります。そんな温度が一ケタの水風呂、愛好家が何と呼んでいるかご存じですか?
更新日:2025年7月7日 -
江戸時代の銭湯の驚くべき常識とは?|浴場の小ネタ(71)
銭湯のはじまりは、奈良時代の寺院で庶民に沐浴を行わせていた「施浴」にまでさかのぼると言われています。その後、平安時代や鎌倉時代などを経て様々な形で大衆浴場が営まれ、現在のように庶民がお金を払ってお風呂に入る「銭湯」の形として成立したのは江戸時代と言われています。さて、この江戸時代の銭湯ですが、現在とは違った部分も色々とありましたが、その中には現代の常識からは考えられないようなものも。一体、江戸時代で当然だった、今ならば驚くような銭湯の常識とは、どのようなものでしょうか。
更新日:2025年6月30日 -
温泉のにごり湯は何が原因で白く見えるの?|浴場の小ネタ(70)
旅先で温泉に入ると、乳白色ににごった「にごり湯」に出会うことがあります。まるでミルクを入れたようなお湯にゆったりとつかると、体の芯からポカポカに温まり、肌もしっとり。見た目にも「温泉に来た!」という気分を高めてくれるにごり湯は、全国各地にファンの多いお湯です。私もはじめてこのお湯に入ったとき、まるで化粧水の中にいるような感覚で驚いたのを覚えています。でも、ふと疑問に思ったんです。「この白い色って、一体なに?」。まさか白い入浴剤を入れている……なんてことはないはず。では、この白くにごったお湯の秘密、あなたはご存じですか?
更新日:2025年6月23日 -
温泉の湯。とろみがある理由はなんでしょう?|浴場の小ネタ(69)
寒い季節や疲れた体を癒やすのにぴったりな温泉。湯船に浸かった瞬間、肌にまとわりつくような「とろみ」を感じたことはありませんか?ただの熱いお湯とは違って、まるで美容液のように滑らかで、思わず「ずっと浸かっていたい」と思うあの心地よさ!実は温泉の「とろみ」にはちゃんとした理由があるんです。自然の力が生み出す不思議な感触、その正体を知ると今度温泉に入るのがもっと楽しくなるかもしれません。さてこの“とろみ”の正体、あなたはわかりますか?
更新日:2025年6月16日 -
湯治は一回何分くらいがベスト? |浴場の小ネタ(68)
湯治の歴史は古く、すでに奈良時代には行われていたそうです。当時は、温泉に入って病を治し、また武士が合戦などで傷ついた身体を癒していたと言われていますが、まだまだ庶民に手が届くものではありませんでした。庶民には江戸時代になってから広まってきたようです。疲れを癒やし、病も治してくれる湯治の文化。慌ただしい現在でも、湯治を目的に滞在する方が多い温泉地は数多くあるそうです。ゆっくり休暇を取って、湯治してみたい気持ちになりませんか?さてその湯治ですが、湯に浸かるのは一回何分くらいがベストでしょう?
更新日:2025年6月9日 -
銭湯とスーパー銭湯に明確な区別はある? |浴場の小ネタ(67)
町にそびえ立つ煙突が特徴的な銭湯。昭和の香りが残るものも多くあり、地元の人にとっては風呂上がりの牛乳が楽しみの一つなんてことも言われますよね。近年では各家庭に風呂があることが当たり前になったといった理由や、コロナ禍などの影響によって数は減りつつあるとも言われていますが、新たなコンセプトで人を集めたり、地域ならではの特徴を活かしたものなど、様々な生き残り戦略で頑張っています。さて、そんな銭湯ですが、一般的に「銭湯」と言われるものの他にも、「スーパー銭湯」なんて名前を目にすることもありますよね。一体この「銭湯」と「スーパー銭湯」に、明確な区別はあるのでしょうか?
更新日:2025年6月2日 -
いい香り……冬至に湯船に入れる果物は? |浴場の小ネタ(66)
季節外れのクイズをお許しください。寒い季節には、温かいお風呂のありがたみが増しますよね。湯船につかり温浴効果を得ることにより、体の筋肉がほぐされて関節も柔らかくなり、血行が促進されることで疲労が回復。リラックスすることによって心まで癒されます。そんなお風呂ですが、湯船に入浴剤や植物などを入れて入浴タイムを楽しんでいる方も多いですよね。香りに癒されたり、色を付けたりしゅわしゅわとさせてみたり、さまざまな方法で気分転換できるのもお風呂の醍醐味です。さて、冬至の日に湯船に入れる果物が有名ですが、何だったか覚えていますか?
更新日:2025年5月26日 -
お風呂の水分補給は入浴の前? 後? それとも両方? |浴場の小ネタ(65)
毎日の疲れを癒やし、リフレッシュするためにも大事なお風呂の時間。大事な時間だからこそ、入浴にあたっては水分補給を忘れないように行ってくださいね。お風呂では、どうしても体から水分が出てしまいます。では、入浴時の水分補給は、入浴する前が良いのか、入浴の後が良いのか、それとも入浴の前後にするのが良いのか、正解はどれでしょうか?
更新日:2025年5月19日 -
伊香保や草津などの名湯を有する県はどこ? |浴場の小ネタ(64)
世界屈指の温泉大国である日本。多くの源泉に恵まれ、全国津々浦々に点在する温泉地は数知れません。近年ではレジャーの多様化などにより温泉地をめぐる環境にも様々な変化がみられますが、変わらず観光や保養の定番スポットであり続けていますよね。さて、湧出量や源泉数、利用者数などから温泉県を自称する自治体はいくつかありますが、その中で伊香保や草津、四万、水上など数多くの名湯を抱える都道府県はどこでしょうか?
更新日:2025年5月12日