砂風呂で体の老廃物を排出し、身も心もリフレッシュしよう!
この記事を書いた人
たけちゃん
普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。
温かい砂を首から下の全身に掛け体を温める「砂風呂」は、一般的な入浴の3倍近い発汗作用があるのだとか。今回は、たくさんの汗をかき、大量の老廃物を排出できる「砂風呂」の楽しみ方や効能、おすすめ施設をご紹介します。
目次
砂風呂とは?
砂風呂とは
提供:別府画像ライブラリー
「砂風呂」は、軽装(一般的に浴衣)のまま横になり、首から下全身に40〜50度の砂をかぶせ温まる蒸し風呂の一種で「砂蒸し風呂」とも呼ばれ、三百年も前から体に良い効用がある自然療法として知られてきました。
5分から15分ほど(砂の温度・砂を掛ける量・体質による)でじっとりと汗を流すことができます。一般的な入浴に比べて3倍近くの高い発汗作用が得られるため、老廃物を体外に出すこと(デトックス)につながります。また、温泉地の近くにある砂風呂では、温泉熱で温められた砂が使用されているため、その温熱効果とともに砂に染み込んだ温泉成分を堪能できるのも魅力です。
砂浴との違い
「砂浴(さよく)」とは健康法の一つで、長時間通常の温度の砂の中に入ることで砂の微生物などの力により、体内に溜まった老廃物を排出します。
これに対して、「砂風呂」は自然療法の一つで、40〜50度の温かい温度の砂の中に入ることで、発汗作用による老廃物の排出を促します。砂風呂の熱により、砂の中の微生物は死んでしまうため、微生物の力を使うことはできません。
参考:Travel Note|いま人気の砂風呂とは?
参考:温泉部|砂風呂(砂蒸し風呂)の効果効能
参考:ピクシブ百科事典|砂風呂
砂風呂の楽しみ方
出典:PIXTA
砂風呂には一般的に浴衣を着て入ります。
砂の中に横になり、頭部以外の体全体に砂をかけてもらい、砂の中で5分から15分汗が出るのを待ちます(汗をかく時間は砂の温度や個人差によります)。
砂風呂で汗をかいたあとは浴衣を脱ぎ、シャワーで汗と砂を落として温泉に浸かるのが定番の楽しみ方です。
また、砂風呂の温熱効果を高める裏技として、浴衣の下に濡れたバスタオルを巻くという方法があります。バスタオルがしっかり体を温めることでよりデトックス作用が高まります。
砂風呂に入る際の注意点
出典:PIXTA
低温やけどに注意
砂がたとえ火傷をするような温度ではなくても、長時間我慢することで低温やけどになる場合があります。砂が熱いと感じたら無理をせずにすぐに出るようにしましょう。
長時間利用しない
体が温まり血流がよくなった状態で長く砂風呂を利用していると、血管や心臓に負担がかかってしまうので、10分が目安です。長時間の利用は避けましょう。
タオルを持参する
砂の上に横たわる際に砂がついて髪が汚れることがあります。髪が長い方やあまり髪に砂をつけたくない方はシャワーキャップやタオル、手ぬぐいなどを持っていくのがおすすめです。