草津温泉のお出かけ前に。気候と服装をチェック!
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はなこ
キャンプや山登りが趣味です。山登りの後に温泉でほっこりしたり美味しいものを食べたりするのも大好きです。最近は、サウナにもはまっていて、週末になったら色々なサウナ探検に出かけています。旅が楽しくなるような情報がお伝えできると嬉しいです!
旅行の服装を決めるのはなかなか難しいですよね。例えば東京から群馬県の「草津(くさつ)温泉」を訪れた場合、想定外の気温の低さに驚く方も多いとか。
草津温泉の旅行には、東京より7・8度低めを想定して旅の服装の準備をしなくてはいけません。今回は、草津の季節ごとの気温や気候をもとに、おすすめの服装などをご紹介します。
目次
草津温泉とは?
提供:ググっとぐんま写真館
日本三名泉の一つである「草津温泉」は、湯けむりが立ち込める「湯畑」が有名です。
強酸性の源泉の掛け流しは、「恋の病以外治せる」 と言われるほど多くの効能があります。源泉は、「湯畑」・「白旗」・「万代鉱(ばんだいこう)」・「西の河原」・「煮川(にかわ)」・「地蔵」の6種類。
施設によって引いている源泉が異なるので、湯巡りでそれぞれの泉質の違いを楽しむのもおすすめです。
年間を通してどんな気候?
標高1,200mに位置する草津温泉は、「高原性気候」に属します。1年間の平均気温は約
7度。夏真っ只中の7月から8月でも、25度以上になることはめったになく涼しい日が続きます。
また、風は平均して木の葉っぱを揺らす程度(風速1.5~3m)の穏やかさ。春から夏にかけては南東の風が吹き、秋から冬には北西の風がたくさんの雪を降らせます。
「上州空っ風(じょうしゅうからっかぜ)」という言葉があるように、群馬県内は風が強く吹くイメージがありますが、その空っ風シーズンだとしても、群馬県の前橋が平均約3.3mに対して、草津は平均2.0mほどしか吹きません。
草津温泉の春(3月〜5月)の気候と服装
気温
(3月) 草津町平均気温:-0.6℃、東京都平均気温:8.5℃
(4月) 草津町平均気温:6.0℃、東京都平均気温:13.4℃
(5月) 草津町平均気温:11.1℃、東京都平均気温:18.2℃
服装
東京では春の訪れを感じる3月でも、草津はまだまだ冬の気候です。そのため、きちんと防寒できる厚手のジャケットやコートが必要です。また、一日の気温差が激しいので、朝夕は予想以上に冷え込みます。重ね着で調整ができる服装がおすすめです。
3月:厚手のコートやダウンジャケットにマフラーや手袋も必要。防寒用の下着や起毛のパンツなども忘れずに。
4月:コートやジャケットが必要。中に重ね着をして調整ができると便利。
5月:薄手のコートやジャケットが必要。セーターやカーディガンなどの重ね着でも良い。
おすすめ観光スポット
桜の名所 白根神社
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草津のお花見スポットでおすすめなのは、標高2,000mの高山にある草津温泉の鎮守「白根(しらね)神社」。
草津のパワースポットとして知られている場所です。ゴールデンウィーク前後は社に続く石段の両脇が桜で満開に。
また、4月下旬からは石段を登り切った場所に石楠花(しゃくなげ)が咲き誇ります。神社のご利益ばかりでなく春の花々を愛でる楽しみのあるスポットです。
<スポット詳細>
・住所:群馬県吾妻郡草津町草津538
・電話番号:0279-88-3768
草津温泉の夏(6月〜8月)の気候と服装
気温
(6月) 草津町平均気温:15.4℃、東京都平均気温:21.5℃
(7月) 草津町平均気温:19.3℃、東京都平均気温:25.3℃
(8月) 草津町平均気温:20.0℃、東京都平均気温:26.5℃
服装
夏の草津は、避暑地として有名な軽井沢よりも気温が低く、夏真っ盛りの7・8月も25度を超えることはめったにありません。そのため、涼しい中、気持ちよく旅行が楽しめます。
ただ、昼間はそれなりに汗ばむこともある一方で、朝・夕や雨が降るとぐっと冷え込むため、気温の寒暖差に対応した服装を準備する必要があります。夏でも長袖の用意は必須。脱ぎ着が楽な重ね着がおすすめです。
6月:長袖のシャツに、薄手のコートやジャケットがあると便利。
7月:長袖や半袖のシャツ、薄手の上着があると良いでしょう。
8月:昼間は半袖でもOK。朝・夕は気温が低いので、カーディガンなどの軽く羽織れるものを携帯すると便利。
おすすめ観光スポット
嫗仙の滝
提供:草津観光協会
草津温泉の南東にある「嫗仙(おうせん)の滝」は、赤い岩肌に繊細な流れが美しい落差25mの滝です。
夏は緑葉に囲まれマイナスイオンを感じながら、涼むことができます。温泉街より徒歩30分の道中はかなりの急こう配なので、歩きやすい履物でお出かけください。
<スポット詳細>
・住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津