源泉かけ流しって、どんな意味?|浴場の小ネタ(97)


出典:photoAC(湯口から絶え間なく注ぐ天然温泉)
更新日:2025年12月29日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

温泉地でよく見かける「源泉かけ流し」の文字。なんだか特別感があるけれど、実際にはどんな意味があるのか知っていますか?

「源泉」はなんとなく理解できるけれど、「かけ流し」の理解が難しい?

自然の恵みをそのまま味わえる贅沢なスタイルです。湯船に浸かるだけで、地中から湧き出たばかりの温泉が肌を包み、香りや成分までまるごと感じられます。そんな「源泉かけ流し」とは、どんな意味なのでしょう?

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

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出典:photoAC(湯口から絶え間なく注ぐだけ)

正解は、「 ② 源泉の湯をそのまま使い、使い終わったら捨てる 」でした。

源泉かけ流しとは、温泉の源泉から湧き出たお湯を加熱・循環・ろ過せずにそのまま浴槽へ注ぎ、使い終わった湯は再利用せずに排水するという、自然の恵みをそのまま味わえる入浴スタイルのことです。

湯量が豊富な温泉地でしか実現できず、温泉本来の成分や香り、肌触りを楽しめるのが魅力です。衛生面でも安心感があり、温泉好きの間では「本物の温泉」として高く評価されています。贅沢な癒しが得られますね。