林羅山が選んだ天下の三名泉とは?|浴場の小ネタ(84)


出典:photoAC(太閤秀吉が愛した温泉も三名泉のひとつ!)
更新日:2025年9月29日

この記事を書いた人

湯あがり ぽか子

温泉大好き40年のベテラン。「一湯一会」を逃さないために、常に手ぬぐいを持ち歩いています。長年の経験で、お湯を触っただけで大体の泉質がわかる特技を持ちます。温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ・温泉観光アドバイザーの資格を取得。日本の宝である「温泉文化」を皆さんにお伝えできることが喜びです!

江戸時代の儒学者・林羅山(はやしらざん)が、日本各地の温泉を巡った中で特に優れていると評価した三つの温泉があります。これらは「天下の三名泉」と称され、歴史ある温泉地として今でも多くの人々に親しまれています。

現代でも人気の温泉ばかりですが、さて、その三つとはどこなのでしょうか?今回は、林羅山が名泉と認めた温泉地に関するクイズです。歴史好きの方や旅行好きの方なら、聞いたことがあるかもしれませんね。

浴場の小ネタは3択クイズ。正解はどれ?

浴場の小ネタ「林羅山が選んだ天下の三名泉とは?」の答えはこちら


出典:photoAC(草津温泉は古くから数多くの著名人に愛されてきました)

正解は、「 ① 草津・有馬・下呂 」でした。

江戸時代の儒学者・林羅山は、全国の温泉を旅した経験から「天下の三名泉」として、草津温泉(群馬県)、有馬温泉(兵庫県)、下呂温泉(岐阜県)を挙げました。これらの温泉は、泉質の良さや豊富な湯量、長い歴史を持ち、当時から庶民にも武士にも愛されていました。

現在でも日本三名泉として知られ、多くの観光客が訪れる名湯です。草津の強酸性泉、有馬の金泉・銀泉、下呂の美肌の湯は、それぞれが個性的で一度は訪れたい温泉地です。