日本屈指の温泉地・黒川温泉の黎明期から人気温泉地になるまでの歴史を辿る


黒川温泉の歴史を知るなら行っておきたい3つのスポット

黒川温泉の中には歴史を感じる事ができる「黒川地蔵尊(くろかわじぞうそん)」「いご坂」「岩戸風呂(いわとぶろ)」の3つのスポットがありますが、それらを紹介します。

首無し地蔵が安置される「黒川地蔵尊」

首なし地蔵が安置されている「黒川地蔵尊」は黒川温泉の中心にあり、黒川温泉の発祥となる逸話が残されている場所で、境内には多くの入湯手形がぶら下げられています。

<施設詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6612-2

下川端通りと国道442号をつなぐ「いご坂」

黒川温泉の下川端通りと国道442号線をつなぐ「いご坂」には、酒店、カフェ、おせんべい屋さん、陶器専門店などのお店が並んでいます。

いご坂を上りきった場所には創業90余年の老舗酒屋など古くから創業している店舗もあります。

<詳細>
・住所:黒川温泉メインストリートの下川端通りと国道442号 間(阿蘇郡小国町大字満願寺)

黒川温泉の基を築いた「岩戸風呂」

提供:新明館

新明館には、黒川温泉の基を築いた岩戸風呂があります。岩戸風呂は、黒川温泉の名物風呂となる全長30mの洞窟風呂で、新明館の主人である後藤哲也さんがノミと槌で10年をかけて手彫りした洞窟風呂です。

<施設詳細>
・住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6608
・電話番号:0967-44-0916
・営業時間:8:30~21:00

どんな風が吹いても立ち向かってきた黒川温泉へ出かけて元気をもらおう!

黒川温泉は、1970年代には多くの旅館が投資に失敗し、衰退していましたが、新明館の主人である後藤哲也さんの思想を周囲の旅館業者が模倣したことで、全国的にも人気の高い温泉地となりました。

どんな困難にも滅気なかった黒川温泉に出かけて、温泉に浸かりながら元気をもらいましょう!

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