関西の人気日帰り温泉20選!絶景・秘湯・安い・個室休憩付きの温泉も
目次
【奈良県】歴史ある温泉や秘湯の温泉などが豊富な温泉地
数多くの世界遺産が点在する奈良県。
全国でも有名な温泉地こそないものの、歴史ある温泉や絶景の露天風呂が楽しめる温泉、公共機関ではアクセスしにくい秘湯の温泉など、たくさんの温泉があります。
ここでは、湯旅編集部おすすめの温泉地3つと、それぞれの温泉地でおすすめの日帰り温泉宿・施設を計3つご紹介します。
湯上がりにノスタルジックな雰囲気が漂う温泉街の散策を「洞川温泉」
出典:PIXTA
奈良県の「洞川(どろがわ)温泉」は標高800mを超える修験道の聖地、大峯山(おおみねさん)の麓にある温泉です。
冷涼な気候から「関西の軽井沢」とも呼ばれ、夏の避暑地としても人気があります。
泉質は肌ざわりの優しい弱アルカリ性単純泉で、入浴後はお肌がすべすべに。神経痛や筋肉痛、運動麻痺、慢性消化器病、冷え症などへ効能があります。
湯上がり後は、歴史を感じる旅館や民宿、土産物店などが立ち並びノスタルジックな雰囲気満点の温泉街の散策が楽しめます。
<温泉地詳細>
・住所:奈良県吉野郡天川(てんかわ)村洞川
・アクセス方法:「新大阪駅」から「御堂筋(みどうすじ)線」に約22分乗り「天王寺駅」下車。徒歩3分の「大阪阿部野橋(あべのばし)駅」から「近鉄特急」吉野行に約1時間乗車し「下市口(しもいちぐち)駅」で「2系統[大淀(おおよど)]洞川温泉行」のバスに乗り換え約1時間20分で「洞川温泉」下車。
【おすすめ日帰り温泉】名産吉野杉を使った日帰り温泉施設「村営洞川温泉センター」
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「村営洞川温泉センター」は、洞川温泉街の入り口にある日帰り温泉施設です。
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施設の建物は、地元名産の吉野杉を使った温かみのある佇まい。
内湯と露天風呂が一つずつあり、内湯ではジェットバスのついた檜の浴槽で温泉を堪能できます。
露天風呂では爽やかな風を感じながら気持ちの良い入浴を。湯上がり後にゆっくりできる休憩室もあります。
<施設詳細>
・施設名:村営洞川温泉センター
・住所:奈良県吉野郡天川村洞川13‐1
・電話番号:0747-64-0800
・日帰り温泉の営業時間:11:00〜20:00 ※夏季は21:00まで営業
・日帰り温泉の定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日
・日帰り温泉の利用料:大人700円、小人200円
↓以下の記事では、より多くの洞川温泉の日帰り温泉をご紹介しています。ぜひご参考にしてください。
大和路の散策に便利!古都の中心にある美人の湯「宝来温泉」
出典:PIXTA
奈良県奈良市の「宝来(ほうらい)温泉」は、唐招提寺(とうしょうだいじ)や朱雀門(すざくもん)に近い場所にあり、大和路の散策の際に立ち寄るのにぴったりの立地です。
一軒宿の「奈良パークホテル」の温泉は、肌ざわりが柔らかく古都の中心にある美人の湯ともいわれる名湯。
炭酸水素ナトリウムを含む単純温泉で、筋肉痛や疲労回復、運動機能障害などの効能もあります。
<温泉地詳細>
・住所:奈良県奈良市宝来
・アクセス方法:「東京駅」から「東海道・山陽新幹線」に約2時間12分乗り「京都駅」から「近鉄特急」に約42分乗車し「大和西大寺(やまとさいだいじ)駅」で下車。「大和西大寺駅南口」から「161系統[学園前]学園前駅[南]行」バスに約7分乗り「阪奈(はんな)宝来」下車すぐ。
【おすすめ日帰り温泉】奈良市内では数少ない自家源泉の湯「奈良パークホテル」
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「奈良パークホテル」は、奈良市内では数少ない自家源泉の湯が楽しめる温泉旅館です。
庭園露天風呂では、緑を眺め巨大な岩から滝が流れ落ちる音や水車の音を聴きながらゆったりと入浴を。大浴場も広々としているので、思い切り手足を伸ばしてリラックスできます。
昼食や夕食付きの日帰り温泉プランもあります。
スタッフが天平(てんぴょう)衣装を着用していたり、1,300年前の宮廷(きゅうてい)料理の再現を味わえたりと天平ロマンにも触れられる宿です。
<施設詳細>
・施設名:奈良パークホテル
・住所:奈良県奈良市宝来4-18-1
・電話番号:0742-44-5255(9:00~21:00)
・日帰り温泉営業時間:11:00~21:00 ※夜は団体貸切の場合があるので事前にお問い合わせください。
・日帰り温泉定休日:お問い合わせください
・日帰り温泉利用料:大人1,000円 ※喫茶利用やプランで割引あり、小人(4〜12歳)500円、3歳以下無料 ※喫茶利用の場合温泉利用料700円、日帰り温泉プランはお問い合わせください。
ススキで有名な高原の麓に湧く美人の湯「曽爾高原温泉」
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奈良県の「曽爾高原(そにこうげん)温泉」はススキで有名な曽爾高原の麓に湧く温泉です。
日帰り温泉施設「お亀の湯」で楽しむことができます。
泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩温泉で、神経痛、うちみ、慢性消化器病、きりきず、慢性皮膚病などへ効能があります。
湯上がり肌がしっとりする美人の湯としても評判です。
<温泉地詳細>
・住所:奈良県宇陀郡(うだぐん)曽爾村
・アクセス方法:「名古屋駅」から徒歩2分で「近鉄名古屋駅」へ。「近鉄特急」に約1時間25分乗り「名張駅」下車。「名張駅前」から「曽爾香落渓(かおちだに)線 山粕(やまがす)西行」のバスに約45分乗り「曽爾高原ファームガーデン」下車すぐ。
※大阪から車で1時間50分、名古屋から車で2時間40分
【おすすめ日帰り温泉】曽爾の大自然を望む露天風呂「お亀の湯」
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日帰り温泉施設「お亀の湯」には、石を配した野趣あふれる「石の浴室」と木のぬくもりを感じる「木の浴室」の2種類があり、男女週替り制で利用できます。
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どちらにも露天風呂があり、鎧(よろい)岳や兜(かぶと)岳、屏風岩(びょういわ)など曽爾の大自然を望み、高原の綺麗な空気を吸いながら湯に浸かり思う存分リフレッシュできます。
湯上がりはマッサージチェアコーナーでリラックス。食事処やお土産コーナーもあります。
<施設詳細>
・施設名:お亀の湯
・住所:奈良県宇陀郡曽爾村大字太良路830
・電話番号:0745-98-2615
・日帰り温泉営業時間:通常営業時間 4月1日~11月30日 11:00〜21:00(最終受付20:00)、冬時間営業時間 12月1日~3月31日 11:00〜20:30 (最終受付19:30)
・日帰り温泉定休日:水曜日(祝日は営業、翌日休業)、年末年始
・日帰り温泉利用料:大人(中学生以上)800円、小人(3歳〜小学生)450円
【和歌山県】海と山に囲まれ豊かな自然に恵まれた温泉地
海と山に囲まれ大自然に恵まれた和歌山県。
世界遺産の「熊野古道」をはじめ魅力的な観光名所がたくさんあります。
有名な温泉もいくつもあり、日本三大古湯の一つ「白浜温泉(南紀白浜温泉)」や日本三大美人の湯の一つ「龍神温泉」をはじめ、県内に広く温泉地が点在しています。
ここでは、湯旅編集部おすすめの温泉地3つと、それぞれの温泉地でおすすめの日帰り温泉宿・施設を計3つご紹介します。
全国でも珍しい河原から湧き出る温泉「川湯温泉」
出典:PIXTA
和歌山県の「川湯(かわゆ)温泉」は、熊野川の支流大塔(おおとう)川にある温泉地です。
全国でも珍しく河原から温泉が湧き出ていて、河原の砂を掘るだけで自分だけのオリジナルの露天風呂が作れます。
湯上がり後も身体のポカポカが続く湯の泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉で、浴用で神経痛、糖尿病、飲用で胃腸病、糖尿病、痛風などへ効能が期待できます。
<温泉地詳細>
・住所:和歌山県田辺市本宮町川湯
・アクセス方法:「羽田空港」から約1時間15分のフライトで「南紀白浜空港」へ。「91 快速熊野古道号 新宮駅行」のバスに約2時間15分乗車し「渡瀬温泉」下車。その後徒歩15分ほどで川湯温泉着。
【おすすめ日帰り温泉】圧倒的な開放感のある天然の露天風呂「仙人風呂」
提供:熊野本宮観光協会
「仙人(せんにん)風呂」は、川湯温泉の冬の風物詩で12月〜翌2月だけ利用できる無料の温泉です。
川を堰き止めて作った大きな天然の露天風呂で、川底から湧く73度の源泉を川の水で調整することで40度前後の適温で入浴できます(水着を着用)。
圧倒的な開放感のある巨大な浴槽に身を委ねればリラックスできること間違いなし。
日中は自然を眺めながら、夜は満天の星を見ながら楽しめます。
また、毎週土曜日の20:00頃〜22:00頃までは、「湯けむり灯篭」が開催されます。ロマンチックな灯籠のあかりとゆらゆらと立ち上がる湯気が幻想的な世界を作り出します。
※湯けむり灯篭は天候により中止する場合があります。
<施設詳細>
・施設名:仙人風呂
・住所:和歌山県田辺市本宮(ほんぐう)町川湯
・電話番号:0735-42-0735(熊野本宮観光協会、8:30〜17:00)
・日帰り温泉営業時間:6:30〜22:00
・日帰り温泉定休日:3月1日〜11月31日
※天候により12月1日の開湯が遅れる場合あり
※降雨量などによって利用できない場合あり
※清掃などでお休みの場合あり
・日帰り温泉利用料:無料
日本三美人の湯として名高い温泉「龍神温泉」
出典:PIXTA
和歌山県中部の山あいを流れる日高川沿いに位置する「龍神(りゅうじん)温泉」は、日本三美人の湯として名高い温泉です。
ぬるっとした湯ざわりが特徴の炭酸水素塩泉で、湯上がり後は肌がツルツルしっとりとなると評判です。
浴用できりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、飲用で胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、痛風などへ効能があります。
<温泉地詳細>
・住所:和歌山県田辺市龍神村
・アクセス方法:「羽田空港」から約1時間15分のフライトで「南紀白浜空港」へ。「101白浜町内循環線 反時計回り 白浜駅行」のバスに約15分乗車し「とれとれ市場前」で「11 白浜田辺(たなべ)線医療センター経由 紀伊田辺駅行」に乗り換え約30分で「紀伊(きい)田辺駅」下車。「龍神線」に約1時間20分乗車し「皆瀬(かいぜ)駅」下車。
【おすすめ日帰り温泉】源泉かけ流しが自慢の共同浴場「龍神温泉元湯」
提供:龍神温泉元湯
龍神温泉の湯元である「龍神温泉元湯」は、源泉かけ流しが自慢の共同浴場です。
提供:龍神温泉元湯
龍神温泉のある龍神村は林業で有名な土地で、内湯の浴槽にはふんだんに檜龍神産の檜が使われています。
内湯の大きな窓ガラスや岩造りの露天風呂から、秘境といわれる山々の大パノラマを見渡しながらゆっくりとくつろいで湯に浸れます。
<施設詳細>
・施設名:龍神温泉元湯
・住所:和歌山県田辺市龍神村龍神37
・電話番号:0739-79-0726
・日帰り温泉営業時間:7:00〜21:00(最終受付20:40)※令和5年(2023年)2月28日までは平日のみ9:00〜21:00
・日帰り温泉定休日:なし
・日帰り温泉利用料:大人800円、小人(小学生以下)400円
多様な泉質の湯を楽しめる日本三大古湯の一つ「南紀白浜温泉」
出典:PIXTA
「南紀白浜(なんきしらはま)温泉」は、和歌山県の南西部にある湯崎(ゆざき)半島の海岸に湧く温泉です。
古くは万葉集や日本書紀にも紹介された日本三大古湯の一つで、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫黄泉など多様な泉質の湯を楽しめます。
雄大な太平洋が間近にせまる露天風呂や6つの外湯めぐり、宿の温泉の湯めぐりなど、温泉を楽しめるスポットも充実しています。
また、温暖な気候の南紀白浜温泉周辺は、美しい砂浜での海水浴やマリンスポーツなども盛んで日本有数のリゾート地として観光客に人気です。
<温泉地詳細>
・住所:和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町
・アクセス方法:「羽田空港」から約1時間15分のフライトで「南紀白浜空港」へ。「南紀白浜空港」から「101 白浜町内循環線 反時計回り 白浜行」のバスに15分乗り「とれとれ市場前」下車、または、20分乗り「白浜駅」下車。
【おすすめ日帰り温泉】1日では巡りきれないほど種類豊富なお風呂「とれとれの湯」
提供:とれとれの湯
「とれとれの湯」は、海鮮市場「とれとれ市場」に隣接する日帰り温泉施設です。
提供:とれとれの湯
南紀白浜温泉の湯を楽しめる岩風呂や血行をよくしてくれる紀州備長炭風呂など、露天風呂だけでも6つ。
大浴場にも炭酸泉や酵素風呂など、大人(中学生以上)850円という安さで1日では巡りきれないほど豊富な種類のお風呂を満喫できます。
提供:とれとれの湯
追加料金で利用できる岩盤浴(大人 中学生以上900円)も見逃せません。
天然塩のタイルを用いた岩盤浴は低温で心地よく汗をかくことができ、老化防止や疲労回復、血行促進デトックス、皮膚美容などに効用が期待できます。
<施設詳細>
・施設名:とれとれの湯
・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田(かたた)2508
・電話番号:0739-42-1126
・日帰り温泉営業時間:9:00〜23:00(最終受付22:30)※臨時設備メンテナンスに伴う変更あり
・日帰り温泉定休日:年間5日(2・4・6・9・12月の平日水曜日に各1日)※休業日はホームページのイベントカレンダーをご覧ください。
・日帰り温泉利用料:大人(中学生以上)850円、小人(3歳〜小学生)420円