座るだけで疲れが取れる!?開放感抜群の観光特急「しまかぜ」で行く、三重・伊勢志摩の旅


全面ガラス張りの展望車両は、景色を存分に味わいたい人におすすめ!

提供:近畿日本鉄道株式会社

入口から階段を少し上がったところにある先頭と後尾(1号車と6号車)は、展望車両になっています。

2階建て車両の2階席に近い床面の高さで、左右の窓も大きく取られているので、その分、抜群の眺望と開放感が存分に味わえます。

提供:​​近畿日本鉄道株式会社(鵜方〜志摩神明間)

迫りくるような真っ青な空や緑の臨場感は、たまりません。

その中でも一番のおすすめ席は、運転席真後ろの最前列。

運転席との仕切りも全面ガラスになっているから、ずっと先の線路まで見えます。

高台から見下ろす景色を独り占めしている感覚で、道中は興奮の連続!

さすが三重県!松坂牛を堪能できる車内カフェあり

提供:近畿日本鉄道株式会社(2階カフェ)

「しまかぜ」ならではの、沿線にちなんだ名品が味わえるカフェも見逃せません。

提供:近畿日本鉄道株式会社

三重のグルメといえば、やっぱり松坂牛!ということで、松坂牛を100%使用した「松阪牛重」(温かい抹茶入り緑茶(150ml)付で1,500円)を注文。

じっくり煮込まれた柔らかい松坂牛を心ゆくまで堪能!

野菜も良い味が出ています。

提供:近畿日本鉄道株式会社

松坂牛を使用したメニューには「松坂牛カレー」も。

こちらも松坂牛を100%使用しており、松坂牛のコクと旨味をたっぷりと感じられるメニューです。

提供:近畿日本鉄道株式会社

ちなみに、「海の幸ピラフ」(1,500円)も人気だそう。

確かに大きなエビがどんと載って美味しそう!

食事と一緒に、クラフトビールやワイン、日本酒などを楽しむこともできますよ。

スイーツは列車によってメニューが異なるのでお楽しみに

カフェでは、列車の発着駅沿線の名店スイーツも味わえます。

「バニラジェラート(しまかぜオリジナルパッケージ)」(380円)や「赤福銘々箱(2個入り)」(250円)など。

「スイーツセット(スイーツ・焼き菓子・ドリンクのセット)」(1,200円)で、優雅なティータイムを楽しむのも良いですね。

スイーツの種類は、列車の発着駅や季節により違うので、次回は違う路線に乗るのも楽しみです。

車内カフェの利用は予約なしで利用できる

提供:近畿日本鉄道株式会社(1階カフェ)

カフェは予約なしで利用できます。

予定はなかったけど、やっぱり食事したい・お茶したいというニーズに応えてくれるのは嬉しいポイントですね。

カフェからの眺望も素晴らしいので、座席とはまた違った角度で景色を楽しみたい方にもおすすめです。

しまかぜの停車駅周辺は見どころや温泉も満載

「しまかぜ」の目的地、伊勢志摩方面の停車駅周辺には、温泉や観光スポットがあります。

太平洋の海辺に広がる「鳥羽エリア」、リアス式海岸の美しい風景が広がる「志摩・賢島エリア」、それぞれにおすすめの温泉がありますのでご紹介します。

【鳥羽エリア】9つの雰囲気異なる温泉が楽しめる「鳥羽温泉郷」

出典:PIXTA

太平洋に面した海辺の町にある「鳥羽(とば)温泉郷」。

9つの雰囲気が異なる温泉地からなる温泉郷で、風情ある町並みの温泉地、高台から絶景を望める温泉地、海女文化に触れられる温泉地など、色々な雰囲気に浸りながら温泉を巡れるのが特徴です。

立ち寄る場合は、鳥羽駅で下車を。日帰り温泉が利用できる宿もあるので、気軽に楽しめます。

出典:PIXTA

「鳥羽水族館」もぜひ立ち寄りたいスポット。

展示生物は約1,200種と、日本国内では最大規模を誇ります。

すぐ足元を泳ぐアザラシや、体重700kgを超える巨大トドのダイビングの迫力には、圧倒されますよ。

【志摩・賢島エリア】美しいリアス式海岸を眺めながら浸かる「伊勢志摩温泉」

出典:PIXTA

志摩・賢島エリアは、リアス式海岸の美しい風景が広がる風光明媚な場所。

英虞(あご)湾内には大小60の島が浮かび、複雑な海岸線と共に美しい景色を織りなします。

朝・昼・夕・夜と顔を変える絶景を眺めながら、温泉に浸かるのが、伊勢志摩温泉の醍醐味。

「しまかぜ」の終点、賢島には、「G7伊勢志摩サミット2016」の開催地ともなった志摩観光ホテルがあることでも有名です。