座るだけで疲れが取れる!?開放感抜群の観光特急「しまかぜ」で行く、三重・伊勢志摩の旅
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ともきち
温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。
大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅から、伊勢志摩の賢島(かしこじま)駅へ向かう観光特急「しまかぜ」。リラクゼーション機能付きプレミアムシートが標準という高レベルの快適性、抜群の開放感など、最高級のくつろぎが味わえると大人気!平成25年(2013年)3月から運行されているにも関わらず、現在も大変好評とのこと。今回は、実際に「しまかぜ」に乗車し、車内の特徴や車窓からの景色、松坂牛を味わえる車内グルメなどを調査しました。記事後半では、「しまかぜ」の予約を取るコツも紹介していますので、最後までご覧ください。
目次
1ヶ月先まで予約が埋まる観光特急「しまかぜ」とは?
提供:近畿日本鉄道株式会社
観光特急「しまかぜ」は、”乗ること自体が楽しみとなる”をモットーにしている高級列車。
志摩に吹く風の爽やかさをイメージして名付けられ、デザインも晴れやかな空を表すブルーが基調です。
先頭車両のガラスのフロントデザインは、シャープさと躍動感を表現しています。
バリエーション豊かな客室をはじめ、カフェメニューやサービスが大充実の「しまかぜ」。
その魅力をまずは、座席から探って行きましょう。
しまかぜの座席は3種類
総工費になんと37億円をかけたという「しまかぜ」。
設備やサービスは驚きの連続。何より、3種類の座席のうち、プレミアムシートには長旅には嬉しい機能までついているなど、列車とは思えないほどです。
リラクゼーション機能付き本革シート席「プレミアムシート」
提供:近畿日本鉄道株式会社
車内には、ゆったりした幅広の本革の柔らかいシートが3列並んでいます。
座席前後の間隔も新幹線のグリーン車より広い125cmを確保。
足も自由にゆっくり伸ばせます。
そして何より驚きなのが、全席がリラクゼーション機付き全自動リクライニングシートであること。
エアクッションで腰の位置も調節できるうれしい機能もあります。
疲れを取りながら移動できる、まさに夢のようなシート。移動の疲れしらずで旅を楽しめますね。
グループ旅行に最適!半個室席の「サロン」
提供:近畿日本鉄道株式会社
数人でのグループ旅行には、半個室席のサロンがピッタリです。
大型テーブルに食べ物や飲み物を並べて、わいわいと大盛り上がり。
通路側には仕切り版があるので、プライベート感もあります。
プライベートなくつろぎ空間を楽しむ「個室(和・洋)」
提供:近畿日本鉄道株式会社
よりプライベートに楽しみたい方には、個室車両もあります。
和と洋の個室は、どちらも3〜4人で過ごせる広さ。
提供:近畿日本鉄道株式会社
掘りごたつ風の和風個室で、靴を脱いでくつろぐのも良し、洋風個室のソファでゆったりと過ごすのも良し、お好みで選べます。
「しまかぜ」の最高の座り心地に身をまかせ、いざ伊勢志摩・賢島へ出発!
出典:PIXTA
ホームに佇む姿も凛としてカッコいい「しまかぜ」。
乗車前に、電車との2ショットを記念撮影をして、いざ車内へ。
まず目についたのは、入り口の床面に敷き詰められた高級ホテルのような天然御影石。
提供:近畿日本鉄道株式会社
BGMや爽やかな香りの心にくい演出も相まって、これから始まる非日常への期待感は高まるばかりです。
車内はひじ掛けの下から天井まで窓が広がり、明るく開放的な空間
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さて、車両に入ります。
窓がなんと、ひじ掛けの下から天井まで広がっています。
自然光が入り込み、明るく開放的な雰囲気で早くもウキウキ気分がマックスに。
座り心地抜群のシートに腰掛けると、包み込まれているような感覚。
腰部分の「エアーサポートクッション」で、座席の硬さを調節できるので、腰痛気味の方にもとても優しく、電車の座席とは思えない快適さです。
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長い山越えの区間は、緑豊かな山々の様子やのどかな田んぼの風景に癒されます。
提供:近畿日本鉄道株式会社
池の浦〜鳥羽間では海沿いを走行。
太陽に照らされて光り輝く海を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。
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ミキモト真珠島や鳥羽水族館を眺めながら、まさに志摩に吹くさわやかな風を満喫できる区間ですよ。