座るだけで疲れが取れる!?開放感抜群の観光特急「しまかぜ」で行く、三重・伊勢志摩の旅


提供:近畿日本鉄道株式会社
更新日:2022年8月10日

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ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅から、伊勢志摩の賢島(かしこじま)駅へ向かう観光特急「しまかぜ」。リラクゼーション機能付きプレミアムシートが標準という高レベルの快適性、抜群の開放感など、最高級のくつろぎが味わえると大人気!平成25年(2013年)3月から運行されているにも関わらず、現在も大変好評とのこと。今回は、実際に「しまかぜ」に乗車し、車内の特徴や車窓からの景色、松坂牛を味わえる車内グルメなどを調査しました。記事後半では、「しまかぜ」の予約を取るコツも紹介していますので、最後までご覧ください。

1ヶ月先まで予約が埋まる観光特急「しまかぜ」とは?

提供:近畿日本鉄道株式会社

観光特急「しまかぜ」は、”乗ること自体が楽しみとなる”をモットーにしている高級列車。

志摩に吹く風の爽やかさをイメージして名付けられ、デザインも晴れやかな空を表すブルーが基調です。

先頭車両のガラスのフロントデザインは、シャープさと躍動感を表現しています。

バリエーション豊かな客室をはじめ、カフェメニューやサービスが大充実の「しまかぜ」。

その魅力をまずは、座席から探って行きましょう。

しまかぜの座席は3種類

総工費になんと37億円をかけたという「しまかぜ」。

設備やサービスは驚きの連続。何より、3種類の座席のうち、プレミアムシートには長旅には嬉しい機能までついているなど、列車とは思えないほどです。

リラクゼーション機能付き本革シート席「プレミアムシート」

提供:近畿日本鉄道株式会社

車内には、ゆったりした幅広の本革の柔らかいシートが3列並んでいます。

座席前後の間隔も新幹線のグリーン車より広い125cmを確保。

足も自由にゆっくり伸ばせます。

そして何より驚きなのが、全席がリラクゼーション機付き全自動リクライニングシートであること。

エアクッションで腰の位置も調節できるうれしい機能もあります。

疲れを取りながら移動できる、まさに夢のようなシート。移動の疲れしらずで旅を楽しめますね。

グループ旅行に最適!半個室席の「サロン」

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数人でのグループ旅行には、半個室席のサロンがピッタリです。

大型テーブルに食べ物や飲み物を並べて、わいわいと大盛り上がり。

通路側には仕切り版があるので、プライベート感もあります。

プライベートなくつろぎ空間を楽しむ「個室(和・洋)」

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よりプライベートに楽しみたい方には、個室車両もあります。

和と洋の個室は、どちらも3〜4人で過ごせる広さ。

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掘りごたつ風の和風個室で、靴を脱いでくつろぐのも良し、洋風個室のソファでゆったりと過ごすのも良し、お好みで選べます。

「しまかぜ」の最高の座り心地に身をまかせ、いざ伊勢志摩・賢島へ出発!

出典:PIXTA

ホームに佇む姿も凛としてカッコいい「しまかぜ」。

乗車前に、電車との2ショットを記念撮影をして、いざ車内へ。

まず目についたのは、入り口の床面に敷き詰められた高級ホテルのような天然御影石。

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BGMや爽やかな香りの心にくい演出も相まって、これから始まる非日常への期待感は高まるばかりです。

車内はひじ掛けの下から天井まで窓が広がり、明るく開放的な空間

さて、車両に入ります。

窓がなんと、ひじ掛けの下から天井まで広がっています。

自然光が入り込み、明るく開放的な雰囲気で早くもウキウキ気分がマックスに。

座り心地抜群のシートに腰掛けると、包み込まれているような感覚。

腰部分の「エアーサポートクッション」で、座席の硬さを調節できるので、腰痛気味の方にもとても優しく、電車の座席とは思えない快適さです。

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長い山越えの区間は、緑豊かな山々の様子やのどかな田んぼの風景に癒されます。

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池の浦〜鳥羽間では海沿いを走行。

太陽に照らされて光り輝く海を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。

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ミキモト真珠島や鳥羽水族館を眺めながら、まさに志摩に吹くさわやかな風を満喫できる区間ですよ。