北海道は温泉王国!一度は行きたい珠玉の温泉を7つ厳選


【道東】世界的にも珍しいモール温泉「十勝川温泉」

出典:PIXTA

「十勝川温泉」は、世界的にも希少とされる、植物性の有機物を多く含む「モール温泉」で、北海道遺産にも認定されています。

十勝川沿いにあり、川面を渡る風が心地よく、平原の広大なパノラマに癒されます。

 

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温泉から近くの十勝が丘公園では、30mの高さから十勝川や遠く日高山脈を見下ろす熱気球体験ができます。

早起きして挑戦してみてはいかがですか?(4月下旬~12月中旬、6:30〜7:30 ※7・8月は6:00〜、大人2,300円、小人(2歳~小学6年生)1,800円)

 

温泉の特徴

モール温泉とは、泥炭(亜炭)などに由来する腐植物(フミン質)を含むアルカリ性の温泉のことです。

十勝川のモール温泉は、植物のエキスと岩石のミネラルをたっぷり含んでいて、化粧水のように保湿し、肌がつるつるすべすべになる美人の湯です。

​提供:笹井ホテル

開業から九十有余年の十勝温泉を代表する「笹井ホテル」や、趣の異なる多彩な湯船のある「十勝川温泉第一ホテル」などで、希少なモール温泉を堪能できます。

↓以下では、より多くの十勝温泉の日帰り温泉を楽しめる施設をご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

<温泉地詳細>
・住所:北海道河東郡音更町十勝川
・アクセス方法:
「新千歳空港」から電車に乗り、「南千歳駅」経由で約2時間30分で「帯広駅」着。
「札幌駅」から電車に約3時間乗車し「帯広駅」着。
「帯広駅」から「十勝川温泉」へは、バスで約28分。

【道央】広く美しい洞爺湖の南側のほとりにある温泉地「洞爺湖温泉」

出典:PIXTA

国内で3番目に大きなカルデラ湖である「洞爺湖」の南側のほとりにある温泉地です。

洞爺湖の中央には、エゾシカの生息地として知られる中島があり、湖のほとりから眺めるその様子は、まさしく風光明媚の絶景です。

出典:PIXTA

夏の洞爺湖は、遊覧船での周遊をはじめ、カヌーやカヤック、くだもの農園でのブルーベリーやさくらんぼ狩りなど、温泉以外にも楽しみが詰まっています。

 

温泉の特徴

平成12年(2000年)の有珠山(うすざん)噴火で泉質の効能が高まったという説もある良質な洞爺湖温泉。

泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥症などに効能があります。

提供:一般社団法人 洞爺湖温泉観光協会

ホテルや旅館の前には、個性豊かな手湯(10ヶ所)や足湯(2ヶ所)があり、温泉街を散策しながら湯めぐりが楽しめます。

提供:絶景の湯宿 洞爺湖畔亭

ホテルや旅館からは洞爺湖の素晴らしい絶景を眺めながら、ゆったりとしたひと時を過ごせます。

↓以下では、より多くの洞爺湖温泉の日帰り温泉を楽しめる施設をご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

<温泉地詳細>
・住所:北海道虻田郡洞爺湖町
・アクセス方法:​​
「札幌駅」から特急電車に乗車し約1時間50分で「洞爺駅」下車。
「新千歳空港駅」電車に乗り「南千歳駅」経由で「洞爺駅」下車。約1時間30分

【道央】緑豊かな山々に囲まれた渓谷にある温泉地「定山渓温泉」

出典:PIXTA

札幌市南区にある「定山渓(じょうざんけい)温泉」は、札幌から車なら約50分で辿り着ける便利な場所にあります。

緑豊かな山々に囲まれた渓谷では、四季折々にさまざまな表情を楽しめ、そのアクセスの良さと素晴らしい景色から、年間240万人程が訪れる道内屈指の人気の温泉地となっています。

夏は、登山・ハイキングや、温泉街を流れる渓流でカヌーやラフティングなどのレジャーが盛んです。

 

温泉の特徴

日本有数の熱量を持つ地下マグマの働きで、ミネラル成分が湯の中に多く溶け込むため、ミネラルが豊富で効能の高い温泉と言われています。

 

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泉質は、無色透明でまろやかな肌ざわりのナトリウム塩化物泉。神経痛、関節痛、くじき、切傷、火傷、慢性皮膚炎などの効能があります。

出典:PIXTA

温泉街には、いたるところに無料の足湯や手湯があり、散策中に体を休めることができます。

<温泉地詳細>
・住所:北海道札幌市南区定山渓温泉
・アクセス方法:「新千歳空港」から直行バスで約100分。「札幌駅」から直行バスで約60分。