塩風呂で基礎代謝を高める!正しいやり方と注意点を完全ガイド


出典:PIXTA
更新日:2021年12月29日

この記事を書いた人

たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

いつものお風呂に「塩」を入れるだけで完成する「塩風呂」というものをご存知ですか?簡単に作れる塩風呂ですが、実は、いろいろな効用が期待できる優れものです。今回は、誰でも気軽に実践できる健康・美容法である塩風呂のやり方や効能などをまとめてご紹介します。

塩風呂の効能・効用とは?

出典:PIXTA

最初に、塩風呂の効能・効用を抑えておきましょう。

発汗作用がある

塩風呂の優れたポイントの一つは、高い発汗作用です。

塩分は肌をコーティングし、熱を逃がさないようにするため、風呂で温められた体は通常よりも多くの汗をかくことになります。

その作用はとても高く、お湯に浸かっているときはもちろん、湯あがり後も汗が出るほどです。

肩凝り腰痛を和らげる

塩に含まれる豊富なマグネシウムは、肩こりや腰痛などを引き起こす、筋肉の緊張状態を解消する役割を果たすとされています。

塩風呂に入浴し、皮膚から吸収する場合も同じ効用が期待できます。

風呂あがりに軽くストレッチなどをすると、筋肉がよりほぐれ肩こりや腰痛の解消につながります。

また、塩風呂では塩分によって水中の浮力が増すので、筋肉への負担が減って、リラックスすることもできます。

美肌が期待できる

塩がお湯に溶けると、Na+、CI-という2つの電解質に分かれ、肌への浸透率が通常の湯より高くなり、通常は浸透できないような詰まった毛穴にも入ることができるようになります。

その状態で汗をかくと、汗と一緒に蓄積された老廃物や毒素が毛穴から排出するので、美肌が期待できるというわけです。

塩は、高い殺菌作用もあるので、肌トラブルの予防にも役立ちます。

ダイエットにつながる

既にお伝えしたように、塩風呂に浸かると、体の内側から体温を上げることができ、また、大量に汗もかくので、基礎代謝の向上につながります。

基礎代謝は、ダイエット・痩せやすい身体作りのためにとても大事な要素です。

食事の管理や適度な運動に併せて塩風呂を実践することで、効率的に痩せるサポートをしてくれるでしょう。

参考:macaroni|基礎代謝をアップ!芯から温まる「塩風呂」のやり方と効果まとめ
参考:MEGALOS|お風呂に塩を入れるだけ!美容効果・デトックス効果で体内からキレイに!

塩風呂の正しい行い方をチェック

出典:PIXTA

塩風呂は簡単にできる入浴法だとお伝えしましたが、そうはいっても、ただお風呂に塩を溶かして浸かれば良いというわけではありません。

効用をしっかり得るため、正しい入浴法を押さえておきましょう。

塩風呂の作り方は?

塩風呂の作り方は簡単です。ぬるま湯(38から40度)を浴槽に貯め、30から50gほどの塩を加え、よく混ぜ、粒がなくなるまで溶かすだけで完成です。

塩の量は多いほど体を温める作用は増しますが、その分、肌に与える刺激も強くなってしまうので、最初は20〜30gほどの少量で試すのがおすすめです。

塩は、ミネラル豊富な天然塩(粗塩)を使うと良いでしょう。

塩風呂の入浴時間・入浴方法は?

ぬるま湯の半身浴とは違い、たとえ塩の量が少なくても、塩風呂は肌に刺激を与えることになるので、長時間の入浴は避けましょう。

体を洗う前後で5から10分ずつ、合計で10から20分ほどの入浴に抑えるのが無難です。

最後には、シャワーをしっかり浴びて塩分を取り除きましょう。

頻度は週に2〜3回

塩風呂は、基本的には週2から3回程度が良いとされています。効用を得ようとして、塩風呂を毎日行うのはおすすめできません。

塩風呂の浸かりすぎは肌への負担になり、逆効果になってしまうことがあります。