ミルキーホワイト・乳白色の極上温泉・秘湯を全国から7つ選りすぐり!
この記事を書いた人
むう
銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。
ミルキーホワイト・乳白色の温泉は、そのお湯の色の美しさから、人々の心を惹きつけてやまない温泉の一つです。秋田県にある乳頭温泉郷をはじめ、全国にはさまざまな乳白色の温泉があります。温泉が乳白色などに白濁して見える理由は共通していて、「ミー散乱」によるものだと考えられています。ミー散乱とは、硫黄泉中に含まれる硫化水素が空気に触れることで生成された硫黄化合物の微粒子が湯の中を浮遊し、そこに太陽光が差し込むことで起こる現象のことです。今回は、全国の温泉の中から、温泉ファンにも人気の乳白色の温泉・秘湯を7つ選りすぐってご紹介します。
目次
【北海道】源泉100%かけ流しの温泉銭湯「登別温泉・夢元さぎり湯」
提供:さぎり湯
北海道の登別(のぼりべつ)温泉にある「夢元さぎり湯」は、硫黄泉の乳白色の温泉が堪能できる銭湯です。
源泉100%かけ流しの湯は強酸性で強い殺菌力を持っており、特に皮膚病に効能があります。
提供:さぎり湯
「夢元さぎり湯」では、登別温泉の中で唯一の貴重な明礬(みょうばん)泉も味わうこともできます。
明礬泉は、皮膚や粘膜を引き締める収れん作用があり、また結膜炎などの効能があるため「目の湯」とも呼ばれ評判です。
その他、ヒノキのサウナや、細かい気泡で血行を促進するジャグジーなどでリラックスすることもできます。
<施設詳細>
・施設名:夢元さぎり湯
・住所:北海道登別市登別温泉町60
・電話番号:0143-84-2050
・営業時間:7:00~21:00 ※最終受付20:30
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人(中学生以上)450円、小人(小学生)180円 ※1日利用券は、大人650円、子供300円
【秋田県】開放感あふれる乳白色の混浴露天風呂「乳頭温泉郷・鶴の湯温泉」
出典:PIXTA
秘湯ブームの先駆けといわれる秋田県の乳頭(にゅうとう)温泉郷にある「鶴の湯温泉」。発見は江戸時代とされており、乳頭温泉郷で最も古くからある温泉です。
鶴の湯には、4種類の泉質が異なる源泉があり、どれも乳白色で見た目は似ていますが効能や肌触りは異なり、それぞれの湯の浸かり比べが楽しめます。
温泉好きならば一度は浸かりたい湯として有名な、開放感あふれる乳白色の混浴露天風呂の泉質は、含硫黄-ナトリウム-カルシウム塩化物-炭酸水素泉で、高血圧症・動脈硬化症・リウマチなどの効能があります。
<施設詳細>
・施設名:鶴の湯温泉
・住所:秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50番地
・電話番号:0187-46-2139
・日帰り温泉の利用料:大人600円、小人300円(月曜日は露天風呂使用不可)
・宿泊料金:大人1名料金目安(1室2名宿泊・朝夕食事付き)12,100円~
【山形県】山々の絶景が広がる露天風呂「蔵王温泉・蔵王四季のホテル」
この投稿をInstagramで見る
山形県の蔵王(ざおう)温泉にある「蔵王四季のホテル」は、蔵王地蔵尊や樹氷観光にアクセスが便利な宿です。
「離れ湯 百八歩」は、ホテルから108歩でたどり着く浴場で、「美肌の湯」とも呼ばれる乳白色の豊富な湯をたたえた石造りの露天風呂と、天井から浴槽や壁まで全て木造りで温かみのある内湯があります。
どちらからも、雄大な蔵王連峰・竜山(りゅうざん)の絶景が広がる爽快感が味わえます。
泉質は硫黄泉で、効能はきりきず・やけど・慢性皮膚病などが挙げられます。入浴前後の待ち合わせの時間などに浸かれる足湯もあります。
<施設詳細>
・施設名:蔵王四季のホテル
・住所:山形県山形市蔵王温泉1272
・電話番号:023-693-1211
・営業時間:10:00~12:30、13:00~17:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,100円、子供550円
・宿泊料金:大人1名料金目安(1室2名宿泊・朝夕食事付き)12,100円~