飲む温泉水の選び方や注意点、おすすめの温泉水をご紹介!


出典:PIXTA
更新日:2021年11月1日

この記事を書いた人

むう

銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。

疲れた身体を癒してくれる温泉。温泉に含まれた数々の効用を得るためには入浴だけでなく、内側から取り入れる飲泉という方法もあります。最近では、飲む温泉水がペットボトルで販売されているため、温泉地に足を運ばなくても気軽に摂取することが可能です。今回は、飲む温泉水を試してみたいと考える方へ、温泉水の選び方のポイントや注意点、おすすめの温泉水をご紹介します。

温泉水とは?

出典:写真AC

温泉水とは、地球内部の熱によって温められた25度以上の地下水のことです。

水道水よりも、カルシウムやマグネシウム、ナトリウムやカリウムといったミネラル分が豊富に含まれているのが特長です。温泉水は、温泉の泉質によって含まれる成分が変わるため、効能も異なります。

飲む温泉水とは

出典:写真AC

温泉水を飲むことで、温泉水に含まれているミネラル分を効率よく身体に取り込むことができます。

しかし、すべて温泉水がそのまま飲めるというわけではなく、市販されている温泉水の多くは飲料を目的として、雑味や硫黄臭などの臭みの元を取り除いています。

温泉水に含まれる成分によって差はありますが、水道水と比較すると温泉水の方がマイルドでコクがあると感じる方も多く、コーヒーを淹れる時やお酒を割るのに用いるのもおすすめです。

飲む温泉水の選び方

成分や効能で選ぶ

飲む温泉水に含まれる主なミネラル成分には、以下のようなものがあります。

・体の水分量を調する「ナトリウム」
・骨や歯を形成する「カルシウム・マグネシウム」
・血圧をコントロールする「カリウム」
・骨や歯を形成したりエネルギーの生成をする「リン」
・肌のハリや弾力をキープしたり潤いを保つ「シリカ」

温泉水に含まれる成分によって効能が変わってくるので、温泉水に含まれるミネラル成分の表示を確認しましょう。

硬度で選ぶ

硬水か軟水かという硬度は、水の味を決める大きなポイントになります。

日本では一般的に硬度100以上の水を「硬水」と呼びますが、カルシウム・マグネシウムといったミネラルが豊富に含まれているため、ほのかな苦味を感じることがあります。

硬度100以下の「軟水」は、含まれるミネラル分が硬水より低くなってはしまいますが、味にクセがなく飲みやすいといった特長があります。胃腸に負担もかかりにくいため、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層の方が安心して飲むことができます。

参考:smartshop|温泉水鉄板おすすめ人気ランキング7選【温泉水の使い方は?どれを飲めばいい?】