【長野】信州にある「渋温泉」の1泊2日旅!温泉街の散策と外湯体験を満喫


【Day2】武田信玄にゆかりのある「横湯山温泉寺」に参拝

〈10:00〉

提供:山ノ内町観光連盟

武田信玄ゆかりの寺として知られる「横湯山温泉寺」は、温泉と人々の信仰とを結びつけたパワースポットとして人気の場所です。

境内には、四つに区切られた足湯もあります。

見逃さないでいただきたいのは、栃木県にある日光東照宮で有名な三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)と、対になった逆三猿(見る、言う、聞く)の石像。ユニークな猿たちは写真に収めずにはいられません。

<施設詳細>
・店舗名:横湯山温泉寺
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2032
・電話番号:0269-38-0246
・営業時間:12:00~14:00
・定休日:不定休
・定休日:不定休
・観光マップ:Day2 A地点


↓徒歩3分

【Day2】「外湯:共同浴場」の湯めぐりを体験

〈10:30〉
渋温泉の地元の方が通う外湯(共同浴場)を渋温泉の宿泊客は無料で利用できます。

効能がそれぞれ異なる外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐる「外湯めぐり」は渋温泉の醍醐味。

今回は、9ヶ所の外湯の中から、雰囲気や効能がおすすめの湯2ヶ所をめぐります。

六番湯 目洗いの湯

提供:山ノ内町観光連盟

温泉街の東の外れにある「六番湯」は、浴室の床・浴槽ともに木造で風情もたっぷり。昔から眼疾に効能があると言われていて、目洗の湯と呼ばれています。

細長い浴槽の底には、白い湯の華が。肌が綺麗になる美人の湯とも言われる湯を堪能しましょう。

<施設詳細>
・施設名:六番湯 目洗いの湯
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2038
・電話番号:0269-33-2921(渋温泉旅館組合事務所)
・営業時間:6:00~22:00 ※コロナの影響により(月、水、金曜日)13:00~17:00、(GW、年末年始、日・火・木・土曜日)10:00~17:00になる場合あり
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:渋温泉旅館に宿泊者は無料 ※宿泊者以外は利用不可
・観光マップ:Day2 B地点


↓徒歩6分

【Day2】酒蔵美術館「ギャラリー玉村本店」で、日本画を観て地ビールを味わう

〈11:30〉

提供:玉村本店

「玉村本店」は、酒を通じて地域の魅力向上に貢献することを目指している、地元に根付いた酒蔵。文化2(1805)年の創業です。

提供:玉村本店

約150年前に建築された酒蔵の一部を改良したアート・ギャラリーでは、日本画を中心とした玉村本店当主である佐藤家代々のコレクションを観られます。

作品のほとんどは、伊藤深水(しんすい)、福田平八郎、山口華楊(かよう)、上村松篁(しょうこう)など、酒が縁で渋温泉を訪れた日本画家のものです。

提供:玉村本店

ギャラリーでは、清酒縁喜(えんぎ)と志賀高原ビール・山伏(やまぶし)の販売、グラスやグッズの販売も行っています。

通常時は、清酒の試飲(無料)と樽生ビール2種(パイント1杯800円、ハーフパイント1杯500円)の有料試飲も行っていますが、2021年8月現在は、コロナウイルス対策のため休止中。

しかし、テイクアウト用のビール1種(スモール400円、レギュラー700円)の試飲や、冷えた瓶ビール(志賀高原IPA、1本389円)のお持ち帰りはできます。

<店舗詳細>
・店舗名:ギャラリー玉村本店
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163
・電話番号:0269-33-2155
・営業時間:9:00~17:30
・定休日:日曜日、12月31日、1月1日
・観光マップ:Day2 C地点


↓徒歩約7分

【Day2】「渋温泉食堂 gonki」で洋と和のエッセンス溢れる料理を堪能

〈12:30〉

提供:渋温泉食堂 gonki

フランスのアルザス地方や軽井沢で修行したシェフが開いた「渋温泉食堂 gonki(ごんき)」。地元の四季折々の食材をたっぷり使った、洋と和のエッセンス溢れる家庭料理が味わえます。

提供:渋温泉食堂 gonki

ランチでは、「イノシシのリエットとピクルス」や「ひな鶏のロースト(一羽)」などを始めとする、シェフの旬のいち押しコース(3,300円)に舌鼓。

提供:渋温泉食堂 gonki

噛めば噛むほど旨味があふれ出すリエットも、野菜とハーブの香りが食欲を刺激するひな鶏のローストも、どれも感心してしまうほどの味わいです。

<店舗詳細>
・店舗名:渋温泉食堂 gonki
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2267‐3
・電話番号:0269-38-0246
・営業時間:12:00~14:00 ※予約のみ、18:00~22:00
・定休日:不定休
・観光マップ:Day2 D地点


↓徒歩約6分

【Day2】「外湯:共同浴場」の湯めぐりと「渋高薬師」参拝

〈14:30〉

九番湯 渋大湯

提供:山ノ内町観光連盟

九つの外湯の中で一番広く、宿泊客以外にも開放している「九番湯」にも立ち寄りましょう。道路下の半地下のような場所にある建物の屋根の上には足湯と恵比寿神社があります。

提供:山ノ内町観光連盟

床も浴槽も木造で情緒満点の雰囲気のなか、熱湯と温湯の比べ湯ができます。ヒノキの蒸し湯でさっぱりとすることも。鶯色(うぐいすいろ)のお湯は、子宝、リュウマチ、神経痛の効能があります。

<施設詳細>
・施設名:九番湯 渋大湯
・住所:長野県下高井郡下高井郡山ノ内町平穏2115
・電話番号:0269-33-2921(渋温泉旅館組合事務所)
・営業時間:6:00~22:00(渋温泉宿泊客以外は10:00~) ※コロナの影響により(月、水、金曜日)13:00~17:00、(GW、年末年始、日・火・木・土曜日)10:00~17:00になる場合あり
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:渋温泉旅館に宿泊者は無料、宿泊者以外は500円
・観光マップ:Day2 E地点

渋高薬師へ参拝

提供:山ノ内町観光連盟

湯めぐりを終えたら「九番湯」向かいの石段を登り「渋高薬師(しぶたかやくし)」へ。9ヶ所の湯をすべてめぐって参詣すれば、満願成就すると言われている場所です。

今回は、2ヶ所の湯めぐりでしたが、厄除け、安産育児、不老長寿を祈りましょう。温泉街の景色を見下ろすこともできます。

<施設詳細>
・施設名:渋高薬師
・住所:長野県下高井郡山ノ内町 渋2208
・観光マップ:Day2 F地点

提供:金具屋

「渋高薬師」の石段を降りると、すぐ右にあるのは、1758年創業という長い歴史を持つ宿「金具屋(かなぐや)」。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のモデルとも言われている有名な旅館です。

提供:金具屋

昭和4(1929)年に建てられた、旧臨仙閣(りんせんかく)本館や旧臨仙閣浴堂、昭和11(1936)年に建てられた斉月楼(さいげつろう)と大広間は、温泉旅館建築として優れていることから、国指定有形登録文化財に指定されています。

<施設詳細>
・施設名:金具屋
・住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
・電話番号:0269-33-3131
・宿泊料金(1泊2食、2名利用時):17,600円〜
・観光マップ:Day2 G地点


↓徒歩約1分