レトロな風情を残す「渋温泉」。奈良時代から続くその歴史と楽しみ方
目次
9. スノーモンキーに出会える「地獄谷野猿公苑」
提供:地獄谷野猿公苑
「地獄谷野猿公苑」は、険しく切り立った崖に囲まれ噴煙を上げる地獄谷にあり、渋温泉では一番有名な観光地となっています。
ヒトとニホンザルを隔てる柵がなく、ニホンザルと同じ空間で、より自然に近い状態で暮らすサルの様子を自由に観察することができるのが魅力。
猿たちは、スノーモンキーとして広く世界中の人々に愛されており、寒い冬には温泉にまったり浸かる、なんとも愛らしい様子に癒されます。
<施設詳細>
・施設名:地獄谷野猿公苑
・住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
・電話番号:0269-33-4379
・営業時間:夏季(4~10月ごろ)8:30~17:00、冬季(11~3月ごろ)9:00~16:00 ※営業時間は概ねの目安。野猿公苑のニホンザルは野生動物のため、天候、季節、ニホンザルの行動などにより予告なく変動する可能性あり。
・定休日:なし
・入場料:大人800円、子供(小学生~高校生)400円
渋温泉へのアクセス
公共機関でのアクセス
・【東京より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約85分
・【新大阪より】→JR東海道新幹線に乗り「名古屋駅」でJR中央本線特急に乗り換え「長野駅」まで約3時間42分
・【金沢より】→JR北陸新幹線で「長野駅」まで約1時間30分
「長野駅」→ 長野電鉄湯田中行き特急で約50分、「湯田中駅」下車。湯田中駅から上林行きのバスに約7分乗り、「渋温泉入り口」にて下車。または、タクシーで5分。
車でのアクセス
・【関東方面より】→関越・上信越自動車道の「練馬IC」から「藤岡JCT」・「更埴JCT」を通過し「信州中野IC」で降りて渋温泉へ到着。所要時間は約3時間
・【関西・中京方面より】→中央自動車道の「吹田IC」から「小牧JCT」・「岡谷JCT」・「更埴JCT」を通過し「信州中野IC」で降りて渋温泉へ到着。大阪からの所要時間は約5時間50分。名古屋からの所要時間は約3時間50分
・【新潟方面より】→北陸自動車道の「新潟西IC」から「上越JCT」を通過し「信州中野IC」で降りて渋温泉へ到着。所要時間は約2時間30分
渋温泉に関するよくある質問
情緒あふれる風情で注目度を集める渋温泉。
最後に、渋温泉に関するよくある質問とその答えをチェックしておきましょう。
Q1. 渋温泉は何県にある温泉?
渋温泉は、長野県北部にある「湯田中渋温泉郷」の一つ。
住所は、長野県下高井郡山ノ内町です。
レトロな街並みで知られ、37本もの源泉を持つ長野県内で最も人気の高い温泉とも称されるほどの温泉地です。
Q2. 渋温泉の雪はいつからで、いつまで注意が必要?
渋温泉へ行く際、積雪の予想される12月中旬以降から3月中旬ごろまでの時期は、必ずスノータイヤかタイヤチェーンを装着しましょう。
また、冬になると、国道292号線の志賀草津ルートと、渋温泉から「野猿公苑」のある地獄谷に通じる道の2本が通行止めになります。
Q3. 渋温泉の外湯とは?日帰り温泉の利用はできる?
渋温泉には、9つの効能が異なる外湯があり、すべてをめぐって、最後に「渋高薬師」へ参詣すれば、満願成就するといわれています。
基本的には地元の方と宿泊者のみが利用できますが、うち1つは日帰り温泉として観光客でも浸かれます。
また、日帰り入浴ができる旅館もあります。
Q4. 渋温泉でおすすめのグルメスポットは?
渋温泉のグルメは、蕎麦はもちろん、信州サーモンや馬刺し、猪肉など信州の素材が生かされたグルメを満喫できるグルメスポットが多数あります。料理のジャンルも和食、ラーメン、イタリアン、欧風料理とさまざま。地ビールや地酒を堪能できるスポットもありますよ。
渋温泉へ。歴史あふれる温泉街を散策しながら外湯めぐりを愉しむ旅に出かけよう。
渋温泉の温泉街を散策すると、行基が発見したと言われる九番湯をはじめとする「外湯」や武田信玄にゆかりのある「横湯山温泉寺」、老舗旅館「金具屋」など、街の至るところでその歴史の深さを知ることができます。
渋温泉の歴史を間近で感じながら、温泉やグルメを愉しむ旅に、出かけてはいかがでしょうか。