温泉で「夜鳴き(夜泣き)そば」!深夜に小腹を満たしてくれる旅館やホテルをご紹介


提供:季の庭
更新日:2022年4月1日

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ともきち

温泉が好きで、年に数回は友人や家族と国内旅行を計画し、色々な温泉地へ出かけています。温泉の中でも、濁り湯の露天風呂が特に好みです。旅先では、有名観光地や絶景スポットをひと通りまわり、地元の名物料理やお菓子の食べ歩きも欠かしません。旅好きならではの視点で、温泉地の情報や温泉にまつわる知識など、魅力あふれる記事をお届けします。

美味しい夕食をたっぷり味わっても、その後に温泉に浸かったりカラオケや卓球をしたりすると、寝る前に小腹が空いてしまうことがありますよね。今回は、深夜に小腹を満たしてくれる「夜鳴き(夜泣き)そば」とは一体何か?や、こだわりの一杯を無料で提供してくれる温泉旅館やホテルを全国から厳選してご紹介します。

夜鳴き(夜泣き)そばとは?

「よなきそば」は、「夜鳴きそば」や「夜泣きそば」とも言われ、本来は、夜に屋台で売られるラーメンのことを指します。

しかし、広義には深夜に食べるラーメンのことを「夜鳴き(夜泣き)そば」と言うことがあります。

なぜ「夜鳴き(夜泣き)そば」と呼ぶのか?

「夜鳴き(夜泣き)そば」と呼ばれる由来には、いくつか説があります。

一つ目の説は、夜泣きではなく夜鳴きと書くのが正しく、江戸時代の「夜鷹(よたか)そば」が語源であるというものです。

夜の蕎麦売りは、元文(1736-1741)に現れ、夜間に屋台を担いで蕎麦を売っており、夜鷹(街娼(がいしょう))が好んで買ったため「夜鷹そば」とも言われていました。

当時の担ぎ屋台には、風鈴が付いていてチリーン・チリーンと鳴っていたことから「夜鷹そば売り」が「夜鳴きそば売り」を経て、「夜鳴きそば」に呼称が変化したというものです。

現在の「夜鳴きそば」は、蕎麦からラーメンに代わり、客寄せも風鈴からチャルメラ(客寄せのラッパ)に変化しました。

また、もう一つの説は、屋台のチャルメラの音が、もの哀しく泣くように聞こえることから「夜泣きそば」になったという説もあります。

「夜鳴きそば」が味わえる、おすすめの共立リゾートホテル

提供:季の庭

共立リゾートの旅館・ホテルでは、21時半から23時頃に、鶏鳥・豚からとったあっさり醤油スープの夜鳴きそばを無料で味わうことができます(提供時間は宿によって異なります。提供のない宿もあります)。

全国の共立リゾートの旅館・ホテルから夜鳴きそばを味わえるおすすめのお宿を7つピックアップしてご紹介します。

1. 【新潟県】自然を愛でながら湯浴みできる露天風呂「越後湯沢温泉湯けむりの宿 雪の花」

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新潟県にある「湯けむりの宿 雪の花」のイチ押しは、大自然の山々や四季折々の景色を愛でながら湯浴みできる最上階の露天風呂です。

提供:共立メンテナンス

他に内風呂・サウナがあり、さらに、趣の異なる3種の天然温泉の貸切風呂を無料で借りることもできます。泉質は「単純温泉」で肌に優しいお湯です。

「米処・酒処」の湯沢周辺の食材をふんだんに使用した会席も素晴らしく、さらに夜鳴きそばや湯あがりドリンク、アイスも無料と嬉しいサービスも見逃せません。

新潟のご当地グルメでもある「生姜醤油ベースの夜鳴きそば」を味わえます。

<施設詳細>
・施設名:湯けむりの宿 雪の花
・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢317-1
・電話番号:025-785-2177
・宿泊料:(1泊2食付き、2名1室)18,700円〜